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 保証人になるときにはどのような点に気をつけたらよいのですか?

保証人になるときにはどのような点に気をつけたらよいのですか?

保証契約は、平成16年の民法改正以降、書面でしなければならないことになっています。では、契約書にサインするときには、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか。
① まず、保証人になることの意味を理解してください。
「絶対に迷惑をかけないから」と頼まれて保証人になったとしても、万が一、直接の借主(主たる債務者といいます)が返済できない場合にはあなたが返さなければなりません。
② 保証人が負担する責任の範囲を確認してください。
特に、1回の借金についての保証なのか、一定期間の継続的な借金についての保証なのか、保証する債務の金額、保証期間などを確認することが重要です。
③ 白紙の委任状を渡すことは避けましょう。
委任状は、公正証書作成の際や代理人に保証契約を任せるときなどに使いますが、作成する公正証書の内容が不明確な委任状や、委任事項を何も記載しない委任状(白紙委任状といいます)を渡してはいけません。
悪用されるおそれがあり、悪用された場合には、予定外の責任を負わされることもあり得るからです。

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